生産者のご紹介
INTRODUCTION
トマト作りに挑戦して30年!
代表取締役関根 悦子
Sekine Etsuko
はじめまして。せきね農苑と申します。
私たちは千葉県旭市でトマト栽培を行っています。当社のトマトは〈石播きとまと〉というブランド名で販売しています。
通常は土に種をまいて育てるトマトですが、当社では砂利に種を播きます。砂利という厳しい環境で育ったトマトの根っこは少しでも多くの養分、水分を得ようと細かい根を力強く伸ばします。種の時点でストレスを与えることで強い苗となります。そのため成長の段階でも病気に強く、農薬の使用量を減らすことができます。通常の栽培方法と比べると成長のスピードは遅く、実がなるまでに時間がかかります。
さらに当社では”樹上完熟”にもこだわっていますので、完全に完熟したものを見極めて収穫しています。そのためフレッシュトマトの商品は収穫後すぐに食べていただきたいのであまり多くは出荷できません。効率的な栽培方法ではありませんが、『本当においしいトマトを食べていただきたい』その一心で日々トマトと向き合ってきた結果、《石播き》そして《樹上完熟》という栽培方法にたどり着きました。
当社のトマトは「トマトが嫌いな方でも食べられるトマト」と評判です!
新規就農した当時はトマト以外にもキュウリやマスクメロンなど多品目を慣行農法で栽培していました。しかし、人と違うことをやっていかなくては同じ地域で同じ作物では将来性がないと考え、平成10年に石播きトマトの試験栽培をスタートしました。
平成20年には栽培品目をトマトだけに絞り、平成24年に6次化がスタート!
自社の加工場も完成し、法人化も果たし、新たなステージに進み始めています。
法人として次の世代に残していける会社として成長していきたいと思っています。